緊縛においては、ジュート製の三つ打ちの麻縄が最もよく用いられている。
長さ約7〜8m、太さ約6mmのサイズのものが使われることが多いが、個人の嗜好や用法により、それ以外の長さや太さのものが使われる場合もある。
伸縮性がほとんど無く摩擦が強いため、他の素材と比較して、縄そのものの状態変化により、受け手に対して想定外の負荷をかけてしまうリスクを抑えることができる。
購入した時点では素材の表面が荒く、摩擦が強すぎるため、そのまま使用すると受け手の肌を傷つけたり、多量の毛羽が舞うことになるため、蜜蝋や油などを用いて鞣してから使用されることが多い。